日本歯周病学会 歯周病専門医

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236.歯の移植から4年経過

オレンジ〇に囲まれた歯は重度の歯周病になっています。細菌感染によりオレンジ矢印部分の骨が溶けているのがわかります。青〇部分には2つの歯が重なっています。治療計画は、オレンジ〇の歯を抜歯した後に、青○の重なっている歯を移植する計画としました。

 

オレンジ〇の歯を抜歯した直後です。大きく骨が喪失してしまっています。感染が大きすぎる場合、抜歯した日には移植せず、後日移植します。

 

 

抜歯後2週間ほどで青○の歯を移植しました。移植直後の写真です。

 

 

移植から4年後の写真です。青矢印部分の骨が大きく再生しています。

 

 

感染していない歯根の表面には歯根膜という組織があります。その歯根膜が移植する際に生きていれば、他の部位に移植しても歯の周りには骨が再生するのです。

またお問い合わせ下さい。

 

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235.親知らずの移植

今回も親知らずの移植のケースです。

赤×印の歯は歯根破折(歯根が折れている)しているため、抜歯となります。そこで、赤×印の歯を抜歯して、青〇の親知らずを移植する計画としました。

 

 

移植直後のレントゲン写真です。

この後、根管治療を行った後に冠を被せていきます。

 

 

移植から2年経過後の写真です。

移植後3ヶ月くらいは歯の動揺も見られましたが、現在は歯の動揺もなく良好に経過しています。

 

 

 

親知らずを抜歯する前に立ちどまってみます。移植に使えるかもしれません。

またご相談ください。

 

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234.インプラント治療

今回もインプラント治療の紹介です。

私は、インプラント治療は適切に行えば大変有効な治療法の1つと考えています。

赤○部分は以前埋入したインプラントです。今回、青○部分の欠損部にインプラントを計画しています。

 

上顎には上顎洞という空洞があるため、黄色矢印の範囲内(骨がある部分)にインプラントを埋入する必要があります。骨を造成する方法もありますが、今回はこの範囲で2本のインプラントを埋入する予定としました。1本は10,72mmの骨幅に、もう1本は6.94mmの骨幅に埋入しなければならないため、9mmと6mmのインプラントを使用することにしました。

 

インプラント埋入直後の写真です。限られた骨幅にインプラントを埋入できています。

 

術後4年経過のレントゲン写真です。

インプラント周囲の骨も安定しており、良好に経過しています。

 

 

4年経過していますが今のところ良好に経過しています。予後が良好なことが最も重要なことと考えています。

インプラントが最良の治療法ではありませんが、入れ歯を回避できたため患者さんの満足度は比較的高いのではないかと考えています。しかしながら、インプラントは歯周病菌に感染し、インプラント周囲炎を起こす可能性があります。

当院は歯周病専門医ですので、歯周病の管理を行いながら無理なくインプラント治療を進めていきたいと考えています。

 

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233.インプラント治療

今回もインプラント治療です。

インプラントは「歯周病菌」に感染し、「インプラント周囲炎」を起こす可能性があります。

歯が喪失した場合に、治療の第一選択肢としてインプラントありきではなく、「歯の移植(特に不必要な親知らず)」、「ブリッジ」、「入れ歯」を第一に考え、それで対応できない場合に「患者さんの希望」があれば、様々なリスクを説明した上で「インプラント」を選択すべきと考えています。

下写真です。①、②の部分が欠損しており③の歯は傾斜しています。この場合、③の歯も抜歯して3本のインプラントで連結冠を装着する治療計画が一般的であるかと思います。しかしながら、抜歯に抵抗がある場合には、③の歯に内冠という金属冠を被せた上で①、②、③を連結するという方向を選択しました。

 

インプラントと歯の連結は基本的には行いません。それは、クッションがある歯とクッションがないインプラントを連結することは良くないと言われているからです。そこで、今回のケースは上記の治療計画とし、③の歯に装着する内冠の上にインプラントとの連結冠(これはいざという時に取り外し可能)を装着する予定としました。

①のインプラント埋入後のCT写真です。パノラマレントゲン写真のみではインプラントが正しく埋入されたか確認できませんのでCT撮影を行います。きちんと骨の中央に埋入されたことが確認できます。

 

②のインプラント埋入後のCT写真です。これもきちんと骨の中に埋入されたことが確認できました。

 

3か月後にインプラントが骨と結合したことが確認できた後に連結冠装着予定です。

このブログは、「こんな治療法もあるんだ」と認知していただいたり、通院されている患者さんに見てもらえたり、同僚の歯科医に見てもらえれば良いかと思い患者さんの了解を得てアップしています。

インプラント治療も、その患者さんにとってよりベターな他の治療法があれば、それを選択すべきと考えています。それは、インプラントは手術することより、入ったインプラントを感染させずに咬み合わせを維持していくことの方がずっと困難であるからです。慎重に治療計画を立てる必要があります。

インプラント治療を希望されてお問い合わせいただくこともありますが、歯周病治療を優先しますし、咬み合わせに必要な虫歯治療を優先する場合もあり、直ぐにインプラント治療に辿り着かない場合がほとんどです。

歯周病専門医、日本補綴歯科学会専門医として「治療計画」をきちんと立案した上で診療を進めています。

またご相談ください。

 

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232.インプラント治療

今回はインプラント治療です。

前回のケースのように歯の移植やブリッジができない場合で、義歯(入れ歯)を入れたくない場合はインプラントを選択します。

4,5,6,7と4本の歯が喪失していますので3と8を支台としたブリッジ歯の移植も不可能な状態です。そこで、インプラントを選択しました。

 

インプラント埋入後2年の写真です。4,5,6の位置に3本のインプラントを埋入しました。インプラント周囲の骨も喪失しておらず良好に経過しています。インプラントは「歯周病菌」に感染して「インプラント周囲炎」を起こすことがありますので、インプラント埋入後の管理が重要です。

 

またご相談ください。

 

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231.親知らずの移植

今回も歯の移植の症例です。

オレンジ〇の歯が重度の歯周病で抜歯適応となりました。

青〇の親知らずが浮き上がってきており、この親知らずも抜歯適応です。

しかしながら、この親知らずをただ抜歯するだけでは勿体ないので、オレンジ○の歯を抜歯した後に移植することにしました。

 

親知らずの移植直後の状態です。この後、根管治療を行いました。

 

移植後数カ月の写真です。ブリッジを装着して予後良好です。

 

 

インプラントを選択する前に、このように利用できる親知らずがあれば移植することが治療の第一選択と考えています。

親知らずを抜く前に、立ち止まってみましょう。移植に利用できるかもしれません。

 

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230.根管治療

 新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が発令されています。富山県では人口に対する感染者の割合が全国でワースト3位になっています。Stay Homeで人と人の接触を減らすことが何より重要です。感染拡大を防ぐために全員が協力して早く解決したいものです。

 

今回は根管治療に関してです。

※患者さんに了解を得て掲載しています。

術前写真です。オレンジ矢印部分に黒い影が見えます。根管(根の中の管)が細菌感染しているため、歯を支えている骨が溶けている状態です。

症状としては、歯茎の腫れ、痛み、歯の動揺があります。根の先の骨が溶けてしまっているため、咬んだり指で押すと縦に動揺してしまいます。

 

歯の中には歯髄という組織があります。その歯髄には「神経線維」、「血管」、「細胞」があります。よく歯科医院で「神経を取ります」と言われたことがあると思いますが、「神経線維」がけでなく細菌から防御してくれる「血管」も取り除いてしまうことになるのです。

そのため、血管の無い歯の中は「細菌に対する防御」ができません。いわゆる神経を取った時、冠を装着する時などに細菌感染してしまうとこのように感染してしまい、根の先の骨が溶けてしまうのです。

このようになってしまえば、冠を外して根の中の消毒をする必要があります。この根の中の消毒を「根管治療」といいます。この根管治療は奥歯になればなるほど困難で高い技術と根気が必要になります。

当院ではCT撮影とマイクロスコープ(手術用顕微鏡)を使って「保険診療」で行っています。

術後4年のレントゲンです。術前で見られた黒い影は無く、根の先の骨が再生しています。

 

根管治療はとても難易度が高い治療です。このように成功する場合もありますが困難な場合ももちろんあります。しかしながら、できるだけ正確な診療を行うためにCT撮影とマイクロスコープは必須ではないかと考えています。

 

 

またご相談ください。

 

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229.新型コロナウィルス感染対策

新型コロナウィルス感染症予防のため、院内感染対策を講じながら診療を行っています。

私の医院では上記の対策の他に、換気(窓は開けたまま)ビニールエプロン口外バキュームの使用スタンダードプリコーションに則ったグローブの使用、徹底的な次亜塩素酸ナトリウムやアルコールによる一人一人の消毒など考えられるありとあらゆる対策をして診療しています。

 

風邪症状がある方、濃厚接触者、2週間以内にイベントなどへ参加した方などは来院前に電話連絡をお願い致します。診療のお延期を行う場合があります。

 

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228.上顎奥歯の歯周病(歯根の移植)

歯周病治療で最も困難である上顎奥歯の治療。

上顎の奥歯は基本的に歯根が3本あります。この歯根と歯根の間まで歯周病(感染)が進行してしまっている場合、「根分岐部病変」と呼ばれ歯周病治療が非常に困難になります。それは、歯根と歯根の間の感染を完全に取り除くことが難しいからです。

このような場合、①、②、③の歯根のうち、状態の悪い歯根を1本か2本抜歯して状態の良い歯根を残します。これを、分割抜歯といいます。歯を1本丸ごと抜歯するのではなく、部分的に抜歯し状態の良い歯根を保存するのです。

 

今回は、下写真の方法をとりました。②の歯根は状態が悪いので抜歯し、③の歯根は状態が良いので保存。①の歯根を保存すると、その後に冠を被せた後にブラッシングが行いにくくなるため、①の歯根も抜歯する予定でしたが歯の無い部分に移植することとしました。

右写真は移植後数カ月経過して、冠を被せた状態です。

 

普段は行わない治療法ですが、①の歯根の状態が良く、抜歯するだけでは勿体ないため、歯の無い部分に移植しました。

 

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227. 歯(親知らず)の移植

今回も親知らずの移植のケースです。

※患者さんの了承を得て掲載しています。

オレンジ〇の歯は歯根が割れているため青矢印部分が感染して骨が吸収しています。そのため抜歯するしかありません。

 

しかしながら、青○の親知らずが咬む歯もなく余っています。そこで、オレンジ〇の歯を抜歯して、青○の親知らずをその場所へ移植する計画としました。

 

親知らずを移植した直後の写真です。

 

 

移植後数カ月の写真です。

 

 

移植した歯は動揺もなく経過良好です。

抜歯した後の治療法としては、ブリッジ、入れ歯、インプラントの方法がありますが、「歯の移植」が最も有効な方法です。

 

 

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ご予約: Tel: 0766-61-2002
診療時間: 午前 8時30分~12時
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