日本歯周病学会 歯周病専門医

0766-61-2002

富山県小矢部市津沢796-4

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212. 根尖病巣の診断(CT撮影)

歯ぐきから膿が出ているという訴えで来院されたケースです。歯周病ではなく、根管内(歯根の管の中)の細菌感染です。

パノラマエックス線写真では、上の真ん中に膿の袋が見えます。しかしながら、2本の歯根が重なっていてどちらの膿かわかりません。

 

このパノラマエックス線写真をわかりやすく見てみると、赤〇が膿の袋で、④(オレンジ)と⑤(青)の歯根が重なっています。赤〇の膿は一体どちらの膿なのでしょうか。

 

このような場合、病巣の広がりを確認するためにCT撮影が有効になります。

CT撮影で確認してみます。

CT撮影の「横から見た面」では④と⑤ともに黒い影が見えます。CT撮影の「上から見た面」では、④の周りに黒い影が大きく見えます。

 

さらに、「前から見た面」で詳しく見てみましょう。④の歯根の周りの骨が吸収して無くなっています。⑤の歯根の周りの骨も少し吸収して骨が溶けていますが、これを見てもわかるようにこの「膿の袋」の原因歯は④であったことがわかりました。

 

やはり、CT撮影で得られる情報量は大きいため診断力がかなり向上しました。

原因不明の歯茎の腫れなどでお困りの方がいらっしゃいましたらお問い合わせ下さい。

 

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日本補綴歯科学会 専門医

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211.歯の移植手術

金属が被っている歯(白く写っている歯)は神経がありません。この歯は2本の根(①および②)があります。しかしながら、①の根は割れてしまっています。通常の治療計画であれば①の根を抜歯して、②のみを残します。そして、②の根と奥の歯を削って、ブリッジを入れる治療となるでしょう。

 

そうなると、〇で囲まれた親知らずが下の歯と咬んでいないため、不要となり抜歯となります。

この場合、親知らずは抜歯するだけになり勿体ないのです。さらに、何でもない奥歯もブリッジの土台にするために削らなければならなくなります。

そこで、実際の治療は金属が入っている歯(白く写っている歯)の根(①および②の両方)を抜歯して、親知らずを移植しました。

 

親知らずを移植したことで、ブリッジにする必要がなくなり、奥の歯を削る必要もなくなりました。予後は良好で順調に経過しています。

このように、咬んでいない親知らずがあれば移植に有効です。

 

歯の移植に関心がある方がいらっしゃいましたらお問い合わせください。

 

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日本補綴歯科学会 専門医

渡辺歯科医院

210.インプラント CT撮影で安全に

本日行ったインプラント治療です。

患者さんに許可を頂いてアップしています。

パノラマエックス線写真で矢印部分の歯が欠損しています。ここに2本のインプラントを埋入する予定で治療を行いました。オレンジ線の部分が下顎管と呼ばれます。この中に太い神経線維や血管が走行しており、この位置までインプラントを入れてしまうと唇や歯の感覚麻痺がおこるため慎重に処置を行う必要があります。

 

パノラマエックス線写真では、この下顎管や骨の高さのおおよその位置は把握できますが、骨の中でどのように下顎管が走行しているのか詳細はわかりません。

そのため、術前にCT撮影が必要になります。CT撮影を行わなくてもインプラント治療は可能ですが、より安全に行うために必要であるといえます。

術後写真です。

 

左写真が前からの断層写真です。インプラント(真っ白に写っている部分)と下顎管(オレンジ矢印)には安全な距離が保たれています。右写真は横からの断層写真です。オレンジ線が下顎管です。インプラントと下顎管には距離があるため、問題なく2本のインプラントが埋入できました。

 

CT撮影を病院に依頼することなく当院で撮影できるようになり、より安全にインプラント治療が行えるようになりました。

インプラントは埋入することが全てではなく、歯周病菌に感染しないように術後の管理も重要です。私は歯周病専門医ですので、術後管理もきちんと行っていきます。

関心がある方はまたお問い合わせください。

 

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日本補綴歯科学会 専門医

渡辺智良

 

209.右上の歯の痛み(CT撮影)

数カ月前から右上の歯の痛みがあったとのことで来院。

歩く度に響いて痛いとのことで診察しましたが、虫歯もなければ神経を取った歯でもない。診断できないため、本人の希望によりCT撮影を行いました。

 

オレンジで囲まれた部分が鼻腔と交通している「上顎洞(副鼻腔)」です。右に大きな不透過像があり「上顎洞炎」であることが判明。

歯の痛みは。歯自体の問題がなくても痛みが生じる場合があります。

今回もCT撮影によってわかりました。

 

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208. CTの導入

当院でCT撮影が行えるようになりました。

歯周病治療、根管治療、インプラント治療、親知らずの抜歯には欠かせないエックス線装置になります。

これにより診査・診断力が格段に上がりました。

今回根管治療の症例です。

3枚のレントゲン写真のち、左がパノラマエックス線写真(術前)、真ん中がデンタルエックス線写真(術前)、右がデンタルエックス線写真(術後)です。デンタルエックス線写真では、術前にあったオレンジ部分の黒い影が術後では消えています。

 

根管治療が成功したことを示します。

このデンタルエックス線写真は下写真のように、オレンジ矢印の方向にエックス線が透過した結果、レントゲン写真にその物体の集合体として「像」になって映るわけです。

 

これでも十分診断にはなりますが、さらに高度な診察・診断をするにはCT撮影が必要になります。

デンタルエックス線写真にて「治癒」と判断した症例ですが、CT撮影を行ってさらに診断します。下がCT画像です。

 

この歯は2本の歯根があります。左側が②の歯根の状態を、右側が①の歯根の状態を示します。それぞれ、「上の面」および「横からの面」です。オレンジ矢印部分の「黒い影」は確認できないため、根管治療により骨が再生したと考えられます。

次に、前から見た像になります。

 

①の歯根と②の歯根の状態が同時に見ることができます。②の歯根の先の黒い影は消失しており、この像でも骨の再生が確認できます。

歯科用CT装置は0.1mmでのスライス画像が可能になり、その断層面で診断が可能になりました。「上からの面」、「横からの面」、「前からの面」の断層撮影が可能になったため、詳しく診断ができます。

根管治療でなかなか成果が出ない場合など、複数あるうちのどの根管に問題があるかの診断、また病巣の広がりなど、デンタルエックス線撮影やパノラマエックス線撮影ではできなかった高度な診断が可能です。

CT撮影希望の方、詳しい診断をご希望の方など、またご相談ください。

 

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207.マイクロスコープによる精密根管治療

今回も根管治療のケースです。

ケース1:

術前写真では、根の先に黒いおおきな影(矢印)が見えます。術後、黒い影は大きく縮小して歯槽骨が再生してきています。

 

ケース2:

術前写真の根の先に黒い影(矢印)がありますが、術後ではその黒い影は消失しています。

 

当院ではマイクロスコープにより根管治療を行っています。保険診療で行っていますので気軽にお問い合わせください。

 

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206.根管治療

今回は根管治療の説明です。

レントゲン写真を撮影すると、「歯髄腔」という部分が見えます。そこには、「歯髄」という組織があります。(下写真)

 

「歯髄」を写真と模式図で見てみます。

その写真が歯髄です。歯の中は決して空洞ではなく、この「歯髄」という組織があるのです。その歯髄の中に「神経線維」や「血管」が含まれているのです。歯髄の中に血管があるということは、白血球がいて細菌から防衛してくれていたり、栄養分を歯に供給してくれているのです。

「神経をとりますね」という言葉は、本当は、「神経線維や歯の栄養供給している血管を根こそぎ歯の中から取ってしまいますね。その際に、細菌感染する可能性も十分にありますよ」という意味まのです。そのため、「神経は取ってあるのに歯が痛い」などの訴えがある場合は当然で、歯髄(神経線維や血管)を取った時に侵入した感染した細菌が繁殖して根の先で炎症を起こしているのです。

写真は根管治療の術前(上)および術後(下)の写真です。

術前写真(上)のオレンジの部分に黒い影が見えます。これは、以前に「歯髄」を取られて感染しています。つまり、根管内で細菌が増殖しているため根の先に炎症が波及して骨が溶けている状態なのです。治療法としては、「根管治療」を行う必要があります。一度細菌感染した根管内の消毒を行います。その結果、下写真では骨再生が観察され完治しています。

 

また、下の症例でも術前写真では根の先に黒い影があります。これも根管が汚染されて根の先の骨が吸収しているのです。

術後写真は根管治療後7年経過の写真です。根の先の骨が再生して完治しています。

 

当院は根管治療はマイクロスコープ下において精密に行っています。もちろん保険診療で行っていますので、お困りの方がいましたらご相談ください。

 

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205.歯周病の骨再生

今回は歯周病で失われた骨再生の症例です。

患者さんの許可を得てHPに載せています。

術前の写真およびシェーマが左、術後が右になります。

 

術前写真の青矢印部分で示す黒くなっている部分は、歯周病および根の中の感染により骨吸収が起こっています。

術後写真では、オレンジ矢印で示している部分の骨再生が確認できます。

このケースでは、「歯茎の周りからの歯周病菌の感染」と「根の中の細菌感染」の両方が合併してます。このような場合、歯茎の周囲からの除菌と根の中の除菌を同時に行っていく必要があります。

歯茎の周りからの治療として、SRP(根の表面の歯石除去および根面の滑沢化)を行いました。また根管治療もマイクロスコープにより治療しています。両方からのアプローチが上手くいったため、骨再生が起こったものと考えられます。

通常は、GRT法やエムドゲイン、骨移植など再生外科療法を行わなければ治癒が困難であるケースですが、非外科療法のみで十分な骨再生が起きたことに価値があると思います。

このような成果が得られたのは、治療の技術ももちろん必要ですが、患者さんご本人の熱心なプラークコントロールに尽きると思います。

当院は歯周病専門医です。歯周病専門治療をご希望の方がいらっしゃいましたらお問い合わせください。

 

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204.乳幼児期のムシ歯予防!

昨日、津沢こども園の歯科検診へ行きました。

乳幼児期の虫歯予防をプリントにまとめましたので、ご紹介します。

「虫歯予防のコツ!!」

乳幼児の虫歯予防で重要なのは、この2つ(①フッ素と②フロス)です。

①フッ素について

・フッ素洗口や歯磨き剤に含まれる低濃度のフッ素は虫歯予防に有効です。フッ素は食品(食塩や味噌)や人の歯や骨にも含まれており安全な物質です。

・こども園で行っているフッ素洗口は20本ある歯のうちの4~10本も虫歯予防をしてくれます。(疫学調査より)

・また、適切な歯磨き剤の量を使用すれば、20本ある歯のうちの4~6本も虫歯予防をしてくれます。(疫学調査より)

・使用するフッ素入り歯磨き剤の量は、年齢によって異なります。下図を参考にしてください。少量の歯磨き剤はうがいができないお子さんが飲んでしまっても問題ありません。

 

フロスについて

・フロスは乳歯列の一番奥の「E」の歯が生えたら(2歳半)使いましょう。フロスは「歯と歯の間用」の歯ブラシです。歯ブラシをしていてもフロスをしていなければ、歯と歯の間のプラーク(細菌の塊)は落ちていないのです。3~4歳から歯と歯の間の虫歯が増えてきますのでフロスは有効です。

 

 

・フロスは子供用の柄のついたものが使用しやすいです。歯と歯の間に入れて、歯に沿わすようにゴシゴシ磨いてください。

 

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203.骨の再生:根管治療

下写真は左が術前、右が術後です。

術前写真のオレンジ矢印部分に黒い影があります。根管の中が細菌感染しているため膿んでいます。

術後は黒い影が無くなり、骨が再生しています。

 

同じく、下写真も左が術前、右が術後です。

術前の黒い影(オレンジ矢印)が術後で改善しています。

 

今回のケースは、歯周病のように歯の周囲から細菌感染が起きたわけではなく、歯の中から細菌感染しています。このような場合、金属冠を外して根の中の消毒を行う必要があります。

当院では、マイクロスコープ(下写真)にて根管治療を行っています。マイクロスコープを使用することで、根管治療の成功率は格段に上がります。

 

下写真のように8~24倍に拡大して見ることができます。

診療している様子です。

マイクロスコープによる治療も保険診療で行っています。

マイクロスコープによる精密根管治療に関心がある方はまたご相談ください。

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診療時間

ご予約: Tel: 0766-61-2002
診療時間: 午前 8時30分~12時
午後 13時30分~18時
休診: 日曜日・祝日

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