月別アーカイブ: 11月 2021
266.根管治療
根管治療のケースです。
診断にはCT撮影、治療にはマイクロスコープが役立ちます。
右下7(一番奥の歯)にオレンジ矢印部分に黒い影が確認できます。根管内に細菌感染が起こっているために根尖部に病巣が出来ています。
このような場合、根管治療を行って根管内の細菌を減らす治療になります。
術後をCTで確認します。
オレンジ矢印部分の黒い影が消失していきました。根管内の細菌が大きく減少し根尖部の骨再生が起こっています。
これを確認した後、根管充填(最後に詰める薬)を行います。
根管治療後の痛み、腫れ、違和感などありましたらご相談ください。
時間はかかってもいいので、正確に治療したいとご希望の方がいらっしゃればご相談ください。保険診療で行っています。
渡辺歯科医院
日本歯周病学会 歯周病専門医
日本補綴歯科学会 専門医
265.インプラント 6年半予後
インプラント症例です。
中間欠損で最も簡単なケースです。
青矢印の部分の歯が欠損しています。赤〇の歯は神経を取っていてある歯です。このような場合、通常は赤〇の歯を削ってブリッジを勧めます。
この患者さんも最初はブリッジを勧めて仮歯を入れました。しかしながら、歯が無い部分(ポンティックといいます)に舌が入って気になるということで、インプラントを希望されました。
インプラント埋入から6年半後です。
青矢印がインプラントです。黄色矢印に注目すると、インプラントを支えている骨は全く吸収しておらず良好です。
インプラント治療も積極的に行っています。
またご相談ください。
渡辺歯科医院
日本歯周病学会 歯周病専門医
日本補綴歯科学会 専門医
博士(歯学)