月別アーカイブ: 12月 2014

103.年末年始休診のお知らせ

 

12月28日~1月4日まで休診致します。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

渡辺歯科医院・歯周病マーク

日本歯周病学会 歯周病専門医

渡辺歯科医院

102.歯周病講演会

 

12/11(木)に、小矢部市総合保険福祉センターにて食生活改善推進員研修会にて「歯周病」について講演会をさせていただきました。

歯周病の成因、全身疾患との関係、治療法などを症例を交えて説明させていただきました。blog にてまた説明していきたいと思います。

歯周病講演会

歯周病講演会

 

日本歯周病学会 歯周病専門医

渡辺歯科医院

101.歯槽骨の再生(GTR法と自家骨移植術)

 

今回は、限局した部分に重度歯周炎が認められたケースです・

○で囲んだ部分に深い歯周ポケット(9mm)があります。

術前

レントゲン写真です。黄色の点線が骨欠損底部(骨が吸収したライン)になります。重度の歯周炎です。

GTRと骨移植術前解説

歯周基本治療が終了して、歯周外科手術中の写真です。

点線部分に広くて深い歯槽骨の欠損が認められます。

術中骨欠損

そこに、自家骨を移植しました。

自家骨

その後、GTR膜を固定して縫合しました。

縫合

術後8ヶ月後のレントゲン写真(左が術前、右が術後)です。歯槽骨の再生が確認できます。歯周ポケットも改善し、プロービングデプスは3mmになりました。

術前術後

このケースでは、プラークによる細菌感染はもちろんですが、歯ぎしりによる噛み合わせの因子が強く関わっていたため歯周炎が重篤化したと思っています。

この患者さんは、ワンタフトブラシ、歯間ブラシ、フロスと3種類の清掃器具を使ってきちんとブラッシングされています。また、夜間の歯ぎしりを防止するためにマウスピースを使用して就寝されています。

患者さんの協力があってこそ治療が成功したケースです。どれだけ上手く手術してもプラークコントロールが出来ていなければ治療は成功しません。

 

日本歯周病学会 歯周病専門医

渡辺歯科医院

渡辺歯科医院 歯周病 小矢部市