渡辺歯科医院

コンセプト

　私達、歯科医療従事者の役割は人の痛みを取り除き、QOL（生活の質）を向上させる大事な役割を持っています。そのためには、一人一人に合わせた治療のゴールを設定し、それに向かってどのように治療を進めて行くかが重要と考えています。治療のゴールをどこに設定すればいいのか。

　私が１２年間勤務していた歯科大学付属病院では、保存科、補綴科、小児歯科、口腔外科などの専門分野があり、一人の患者さんに対して各科の歯科医がそれぞれ専門的な目で治療目標を設定しています。私はそこで、様々な分野から治療目標を考える重要性を感じました。
　私は、大学病院での診療を通じて歯周病専門医、補綴歯科学会専門医（歯科補綴：入れ歯・被せもの・インプラントの咬み合わせ分野）を取得しました。歯周病学の観点から、また歯科補綴学の観点から専門的な診療をご提供したいと考えています。

　治療は、「将来を見据えたもの」でなければならないと考えています。その場しのぎの治療では、後で問題が起きる場合が多いからです。どこに問題があるのか、またどこに問題が起こりうるのかを把握し、一口腔単位（痛い場所だけではなく、お口の中全体を把握して）で治療計画を立案、提示し、同意していただいてから治療を進めていきます。近年普及してきたインプラント治療も歯周病学や歯科補綴学、口腔外科など多方面からのアプローチが必要になります。また、治療が完了しても、良い状態が長く続くように予防を含めた定期検診（メインテナンス）を行っていきます。

　当院は父である渡辺良隆が長年、入れ歯（歯科補綴）を中心とする歯科治療に研鑽を積んできました。これからは、二人で協力して地域医療に務めていきます。どうぞよろしくお願い致します。

渡辺　智良

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