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193.インプラントのための骨造り(GBR法)
今回はインプラント治療のご紹介です。
下写真はインプラント埋入手術を行っています。青矢印が「歯槽骨(骨)」で、その幅の中にインプラントを埋入しなければなりません。ピンク矢印がインプラントです。しかしながら、骨幅が足りなかったため、オレンジ矢印部分のインプラントが露出してしまいました。
このような場合、インプラントの周りに骨を造る必要があります。
下の写真はGBR法(インプラント埋入と同時)を行っています。吸収性のコラーゲンメンブレン(吸収性のコラーゲン膜)を露出したインプラントの外側に置き、骨造成を行いました。
※GBRはHPを参照してください。
下写真は数カ月後です。
オレンジ矢印の部分に骨造成が確認できました。今回はインプラント埋入と同時に行いましたが、インプラント埋入前に前処置として先にGBR法を行う場合もあります。
インプラントはメインテナンスがとても重要になります。
プラークコントロールが確立している患者さんに行っています。
またご相談ください。
日本歯周病学会 歯周病専門医
日本補綴歯科学会 専門医
渡辺歯科医院