日本歯周病学会 歯周病専門医

0766-61-2002

富山県小矢部市津沢796-4

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92.「動かない歯茎」VS「動く歯茎」 その2

今回も前回と同じように「動かない歯茎」の重要性を説明します。

このblogでは外科治療の説明が多くなっていますが、それは私が歯周病専門医としてあまり一般的ではない「歯周外科治療」のご紹介をしてその存在を知っていただく意義があると考えているからなのです。

この歯周外科治療は「保険診療」で行うことができ、決して特殊な治療ではありません。当院でも私が勤務していた大学病院と同じように行っている治療になります。

以下の症状がある患者さんは、要注意です。

①ブラシング時に歯茎が痛い、②最近歯茎が下がってきた、③歯が長くなった、④冷たいものがしみるなどの症状が出た場合にご相談ください。

これらの症状がでた場合、虫歯ではなく「歯茎」の問題の可能性があります。

歯周病治療を進めていく上で重要なのが「動かない歯茎(歯肉)」と「動く歯茎(歯槽粘膜)」です。歯の周りの「動かない歯茎」は、歯と付着することができます。しかしながら、歯の周りに「動く歯茎」しかない場合は、歯と付着することが出来ません。歯と歯茎が付着できた方が、歯周組織の健康は維持されやすいと言えます。

歯の周りの歯茎が動いてしまっては、歯周組織が安定しにくいのです。

写真のオレンジ部分の歯茎が痩せてしまっています。

FGG術前

同じ写真ですが、「動かない歯茎」と「動く歯茎」の境界線をオレンジ線で示します。

MGJ説明

 

次に動く歯茎を歯から離して上方向に移動して縫合します。この処置で、動く歯茎が歯から離れます。

FGG前庭拡張

次に上顎の裏側から「動かない歯茎」を採取して移植します。

FGG移植

術後です。歯の周りに動かない歯茎が出来たため、歯茎自体にボリュームが出来て安定しました。

FGG術後

歯茎が痩せてきた場合、全てのケースにおいてこのような治療を行う必要はありませんが、「動かない歯茎」を獲得することで歯周組織が安定します。

 

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91.「動かない歯茎」VS「動く歯茎」

今回は歯茎の種類についての説明になります。以下の症状がある患者さんは、要注意です。

①ブラシング時に歯茎が痛い、②最近歯茎が下がってきた、③歯が長くなった、④冷たいものがしみるなどの症状が出た場合にご相談ください。

これらの症状がでた場合、虫歯ではなく「歯茎」の問題の可能性があります。

歯周病治療を進めていく上で重要なのが「動かない歯茎(歯肉)」と「動く歯茎(歯槽粘膜)」です。歯の周りの「動かない歯茎」は、歯と付着することができます。しかしながら、歯の周りに「動く歯茎」しかない場合は、歯と付着することが出来ません。歯と歯茎が付着できた方が、歯周組織の健康は維持されやすいと言えます。

歯の周りの歯茎が動いてしまっては、歯周組織が安定しにくいのです。

青の矢印は動く歯茎が歯の周りまで伸びてきているために、患者さんのブラッシングを邪魔します。

動く歯茎

そこで、歯周外科処置によって、動く歯茎を下方向に移動しました。

口腔前庭拡張

そして、上顎の裏側より、「動かない歯茎」を移植しました。

遊離歯肉移植術

上顎裏側の緑○部分より移植し、創傷治癒材でカバーしています。

テルダーミス移植

オレンジ○の部分が移植後2ヶ月になります。

遊離歯肉移植術予後

動かない歯茎(歯肉)が形成され、ブラッシングが行いやすくなっただけではなく、歯と付着することで歯周組織の健康も維持されやすくなりました。

大きな手術ではありません。保険治療で行うことができます。

当院は歯周病専門医です。様々な歯茎の問題を専門的に解決していけるように取り組んでいます。

 

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90.親知らずは抜くべき?

 

久しぶりの更新になります。

診療が忙しくなりなかなかブログに手が回らない状態でしたが、また定期的に更新していきます。

坂本正敬さんの小学館ブログサイト「ウーリス」の記事で取材協力させていただきました。

あとあと役に立つ!? 「抜かないほうがいい」親知らずの条件3つ

妊婦さんは要注意!歯周病は早産のリスクを7倍も高めると判明

歯磨き後に水ですすぎ過ぎると「歯が丈夫にならない」と判明

参考になさってください。

 

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89.歯と歯の間の清掃 part 2

新年を迎えました。本年もよろしくお願い致します。

ウーリス記事(ライター:坂本正敬さん)「1本では駄目!虫歯知らずの人が「3本のブラシ」を使う理由」がアップされました。http://wooris.jp/archives/61406

是非ご覧になってください。この記事では、歯ブラシにおいて3つの道具(①歯ブラシ②歯間ブラシ・フロス③タフトブラシ)が必要であると訴えています。

ここで、②歯間ブラシ・フロスの重要性を確認したいと思います。

 

前歯の写真です。単純に考えて歯には4面(表、裏、側面)存在します。歯ブラシでは側面のブラッシングは不可能です。どうやっても当たりません。どんなに歯ブラシに自信がある方でも、「側面」は清掃できないのです。

 

オレンジの部分は、歯ブラシが届かない範囲です。この部分で虫歯になったとします。そこの部分を治療したとしても歯間ブラシ・フロスを使用しなければまた必ず虫歯になってしまうでしょう。

 

特に歯周病は、歯と歯の間のブラッシングが治療の成功の鍵を握っています。

歯間ブラシの清掃可能範囲です。この範囲は少ないように見えますが、歯周病治療においては、この部分の清掃が最も重要です。

 

次にフロスの清掃可能範囲です。コンタクトポイントといって歯と歯の接触点の清掃はフロスが必要になります。

 

歯間ブラシとフロスの両方を使用した方がよいのですが、「歯周病メインの治療」「虫歯メインの治療」でどちらかの使用にしていただいている場合が多いです。患者さんに合わせて清掃道具の選択を当院では行っています。

 

清掃道具も清掃範囲があります。野球でも、内野や外野など野手の守備範囲があります。内野の選手が外野まで守れません。歯ブラシも歯と歯の間までは清掃できないのです。

 

 

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88.「WooRis(ウーリス)」記事!by M.Sakamoto

 

小学館運営ブログサイト「WooRis(ウーリス)」に取材してくださった坂本正敬さんの第3,4弾の記事が掲載されました。

今回は、

磨きのプロが伝授!失敗しない歯磨き粉と歯ブラシの選び方

親の喫煙が影響!受動喫煙で子どもの歯周病リスク増大の恐れ

是非ご覧になってください。坂本さんの記事は、当院HPブログ画面左下「リンク」にありますので、他の記事もご覧になって下さい。健康に関する記事が多いです!

 

そして、今回は小学校時代の恩師のエッセイ(ブログ)をご紹介します。白馬山 慈光院さんのHPにあります「M・エッセイ」。同級生の方はご覧になってください。先生の視点から、いろんなことを感じさせていただくことができます。当院HPブログ左下画面にリンクさせていただきました。(URL: http://jikoin.sakura.ne.jp/jikoin/index.htm

 

 

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87.歯と歯の間の清掃

前回の坂本正敬さんのウーリス記事「歯科医が伝授!虫歯知らずの人が切らさない「100均グッズ」とは」(記事URL http://wooris.jp/archives/59703)でも紹介されたように、歯と歯の間の清掃は最も重要です。

歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が届かないからです。

歯と歯の間の歯肉部分には、コル(鞍部)といって凹んだ部分があります。この部分は専門的にいうと、非角化上皮で形成されています。

 

角化?非角化?て何だ?

角化とは、上皮細胞の一番表層部分の細胞に「核」が存在しないことをいいます。この角質層は細菌の感染防御に役立っています。

このコルの部分は非角化といわれています。つまり、感染防御機構が弱い部分が「歯と歯の間の歯肉」に存在します。つまり、この部分は感染に弱いといえます。歯周病の殆どは歯と歯の間から始まります。この部分は歯ブラシの毛先が届きませんので、歯間ブラシやフロスが必ず必要になります。

 

 

 

つまり、歯の表面と、歯と歯の間の歯肉の構造自体に違いがあるのです。まずは、感染に弱い部分から歯磨き(歯間ブラシ、フロス)が必要になります。

歯間ブラシにはいろんな大きさがあります。SSSS、SSS、SS、S、M、L、LLなど洋服と同じようにサイズがあります。間が広い部分には大きなサイズの歯間ブラシを使用した方が清掃効率が良いです。間が広い部分にサイズの小さな歯間ブラシを使う場合は、両サイドの歯に擦るように清掃します。10回くらいストロークして動かすといいです。

また、坂本正敬さんの記事にもありましたが、研磨剤(無水ケイ酸)入りの歯磨き粉を歯間ブラシにも必ず付けて磨いてください。清掃効率がかなり上がります。

 

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86.歯間の清掃! WooRis記事 by Masayoshi Sakamoto

前回ご紹介した小学館運営ブログサイト「WooRis(ウーリス)」に取材してくださった坂本正敬さんの記事がまたまた掲載されました。是非ご覧になってください。

「歯科医が伝授!虫歯知らずの人が切らさない「100均グッズ」とは」

(記事URL http://wooris.jp/archives/59703

 

今回は、歯と歯の間の清掃についてです。

このブログでも次回詳しく説明していきます。

 

 

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85.プラーク(歯垢)

先日取材を受け、小学館運営ブログサイト「WooRis(ウーリス)」に坂本正敬氏の記事が掲載されました。是非ご覧になってください。

(記事URL http://wooris.jp/archives/58867

 

この記事にもあるプラーク(歯垢)は虫歯や歯周病の原因になります。プラークは患者さんによって様々な様相を呈しています。

口腔内細菌は、虫歯が球菌、歯周病は紡錘菌といって細長い形態をしています。口腔内細菌の特徴は、「バイオフィルム」というバリアの中に様々な細菌が生息しています。このバイオフィルムが厄介なのです。バリアに守られているため、うがい薬や消毒剤が浸透しにくいのです。これを取り除くために正しいブラッシングが大切になります。

 

下写真は、いわゆるプラークです。これは食べカスではありません。約7割が細菌、その他は細菌の代謝物になります。時間が経つと歯の表面がザラザラしてくるのは、細菌が繁殖しているからなのです。

 

このプラークを顕微鏡で観察すると、下写真となります。スピロヘータが多く観察されます。このような細菌が多く存在することは、歯周組織にとって良いはずがありません。歯周ポケットが深い患者さんのプラークを採取して位相差顕微鏡で観察してみると、このようにスピロヘータ(らせん状の細菌)が多く観察されます。

 

そこで大切なのはブラッシング。そこで歯ブラシの選択法ですが、「硬さふつう」「3列」「先が細くないもの」がお勧めです。柔らかい歯ブラシは毛先が寝てしまします。先が細いものも、毛が寝てしましやすく困難です。患者さんに合わせたブラッシング法を当院で説明していきます。

 

 

歯磨剤の選択も重要です。無水ケイ酸が配合されているものを私はお勧めしています。無水ケイ酸は、要は研磨剤なのですが、これが細菌のバイオフィルムを破壊してくれるからです。フッ素入りのジェル状の歯磨剤を使用したい方は、無水ケイ酸入りの歯磨剤でブラッシングした後に使用すると良いと思います。

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84.歯茎の中まで進んだ虫歯

 今回は、歯茎の中まで進んだ虫歯に対して行った歯周外科処置をご紹介します。

この症例は、杉山貴志先生http://www.sugiyama-dental.com/の症例です。私が学生時代に受けさせていただいたセミナーから抜粋しました。

土台が入っている歯ですが、歯茎の中まで虫歯が進んでいて冠を被せることができません。

 

付着歯肉幅が広いため、黒線に切開線を入れ剥離し骨削除を行い縫合しています。

 

術後です。

 

歯肉レベルが下がった後、土台を修正しています。この状態であれば冠を被せることができます。

以前は抜歯の選択しかなかった症例も歯周外科を応用することで歯を保存することもできます。

 

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83.お花

今回は、秋のお花の紹介です。

 

①まずは、ムラサキシキブ(紫式部)。診療室から見えます。クラツヅラ科の落葉低木で、日本各地の林などに自生し、また果実が紫色で美しいので観賞用に栽培されています。

 

②吾亦紅。バラ科・ワレモコウ属の植物。これも診療室から見えます。

 

③サツマイモ。一部(裏面)にスライスを入れ、お水の張った容器に入れると10日間くらいで小さな芽が出てきます。ポトスのような観葉植物の楽しみ方ができます。

 

 

④友人のバラ園から頂いた薔薇。詳しくは、小矢部市水島のローズエンドウのホームページをご覧になってみてください。以下URL。 http://www1.coralnet.or.jp/endo/

 

⑤最後に、フットボールのチームメイトのコラムを紹介。(坂本正敬:成城大学卒業後、テレビ番組の制作会社スタッフ、英会話講師を経て、現在は翻訳と執筆活動で活躍中。)ご覧になってください。以下URL。 http://wooris.jp/archives/author/sakamoto

 

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