歯周病検査に必要なものは、①レントゲン検査(X線検査)、②歯周ポケット検査、③細菌検査になります。
今回は①レントゲン検査(X線検査)の説明です。
下写真で、赤の矢印部分はレントゲン写真で歯槽硬線(白線)が明瞭に見られます。その部分の歯槽骨は吸収していないため健全であることが分ります。
では、その右の歯(黄色の○印の歯)はどうでしょうか。点線で囲まれた部分の歯槽骨が吸収しています。つまり、歯周病菌によって歯茎が歯から剥がれてしまい、歯槽骨が吸収していることを示します。
渡辺歯科医院
日本歯周病学会 歯周病専門医