根面被覆術のケースです。
歯が歯肉退縮(歯茎の痩せ)で下がっています。
そこで、根面被覆術という歯周外科治療を行いました。口蓋(上顎の内側)から歯肉を採取して移植します。
左が術前、中央が術中(歯茎の移植を行い縫合した状態)、右が術後(約2年後)です。
歯茎を移植した部位にはテルダーミスというコラーゲンを移植して縫合します。この部位は2~3週間程度で元の状態に戻ります。
下写真の左が移植するために採取した歯茎、右の写真が移植後にテルダーミス(コラーゲン)を移植した部位です。
「歯茎の痩せ」が気になる方がいらっしゃれば、またお問い合わせください。
渡辺歯科医院
日本歯周病学会 歯周病専門医・指導医
日本補綴歯科学会 専門医