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251.歯牙移植(親知らず)の経過

今回も親知らずの移植についてです。

左は術前の写真です。×の歯は歯根破折(根が割れている)のため抜歯となりました。歯が割れており、そこに細菌感染したため周囲の骨が大きく吸収しています。

そのため、×の歯を抜歯して余っている親知らず(青〇の歯)を移植しました。

真ん中の写真は移植直後の写真です。矢印部分に注目すると黒い影となっており、まだ周囲の骨が吸収しているのが確認できます。

右の写真は、移植後1年11カ月の写真になります。矢印部分の骨が再生したため黒い影が消失しています。

移植した親知らずの周囲には「歯根膜」という組織があります。そこにある未分化間葉系細胞が骨芽細胞へと分化します。その骨芽細胞が歯の周囲に骨を形成するのです。

親知らずを抜歯する前に、移植に使えるかもしれません!

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