今回も根管治療のケースです。
「歯茎が腫れた」と連絡を頂くと、歯周病の急性症状で腫れている場合もありますが、感染根管(根の中の細菌感染)が原因である場合も多いです。
レントゲン写真です。
左が術前、歯茎の腫れおよび動揺が確認されました。矢印部分に黒い影が見られます。根の先の骨が感染で溶けています。
右が根管治療後です。歯茎の腫れ、動揺も改善し、レントゲン上で矢印部分の骨の再生が確認できます。
歯周病の急性症状と類似した症状がある場合、感染根管の可能性もあります。
渡辺歯科医院
日本歯周病学会 歯周病専門医・指導医
日本補綴歯科学会 専門医