根管治療のケースです。
術前写真(左)では、根の先に黒い影(骨が喪失した部分)が確認されます。これは、根管内に細菌感染が起こっているためです。
この場合、根管内の細菌を取り除く治療になります。
術直後(真ん中)では、根管内の細菌はおおむね取り除けているはずですが、まだ黒い影(骨が喪失した部分)が確認できます。
術後3~6ヶ月かけて骨再生が起きるため、術直後では骨の再生は確認できませんでしたが、術後5年(右)では、オレンジ矢印部分の黒い影がなくなり骨が再生されていることが確認できます。
当院では、できるだけ確実な根管治療(保険治療)を行えるように、CT撮影やマイクロスコープを使って治療しています。
渡辺歯科医院
日本歯周病学会 歯周病専門医
日本補綴歯科学会 専門医