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219. 歯槽骨の再生

今回も歯槽骨の再生が見られたケースです。

術前写真ではオレンジ矢印部分に骨欠損(深い歯周ポケット9mm)が確認されます。このような「クサビ状骨欠損」は、単にプラーク(歯に付いた細菌の塊)によって起こったものではなく、そこには「歯ぎしり」のような歯に対して外傷的な強い力が加わっていることが考えられます。

 

歯周病学では、歯周病の原因はプラーク(歯に付いた細菌の塊)で、さらに歯ぎしりなどの強い力が加わると、「クサビ状骨欠損」が起こると考えられています。

このケースでは、歯ぎしりによって生じた「歯に加わる強い力」を咬合調整(今回の場合は歯を削合)することで取り除いた上で、歯周外科治療(フラップキュレッタージとテルプラグの移植)を行いました。

その結果、クサビ状骨欠損は縮小し、青矢印部分に骨再生(歯周ポケットは9mmから4mmまで回復)が確認できました。

前回のケースのようにSRPのみでも骨再生が起こることがありますが、それが困難な場合は歯周外科治療を行うことも有効です。

またお問い合わせください。

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