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218.SRP(スケーリング・ルートプレーニング)による歯槽骨再生

SRP(スケーリング・ルートプレーニング)とは歯茎の中の「歯に付いている歯石」を取り除いて歯根の表面を綺麗に磨くことをいいます。

このSRPを行うタイミングと精度が重要です。

まずは、歯に付いているプラーク(細菌の塊)を患者さん自身で綺麗に取り除けるように、何度も練習します。歯間ブラシ→フロス→歯ブラシの順でのプラークコントロールが重要です。

これを行うことで、歯茎の炎症がとれます。その後にSRPを行います。

SRPで改善したケース(下写真)です。

 

術前の矢印部分が歯周病によって歯槽骨(歯を支えているの骨)が溶けてしまった部分です。歯周ポケットの深さは9mm。

右写真が術後です。術後の矢印部分の歯槽骨が再生しているのが確認できます。歯周ポケットも改善しました。

患者さんによっては、「エムドゲイン」や「リグロス」で再生治療をやっていますか?という問い合わせもあります。しかしながら、いきなりそのような材料を使用しても再生するわけではないのです。むしろ、そのような材料を使用しなくても、きちんとしたプラークコントロールによって炎症が消退した段階でSRPを行えば、歯槽骨の再生が起きる場合もあるのです。

もちろん、SRPのみで改善しない場合は「歯周外科治療」を行う場合もあります。一人一人の状態が異なるため、その状態によって判断することが必要になります。

またご相談ください。

 

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