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210.インプラント CT撮影で安全に

本日行ったインプラント治療です。

患者さんに許可を頂いてアップしています。

パノラマエックス線写真で矢印部分の歯が欠損しています。ここに2本のインプラントを埋入する予定で治療を行いました。オレンジ線の部分が下顎管と呼ばれます。この中に太い神経線維や血管が走行しており、この位置までインプラントを入れてしまうと唇や歯の感覚麻痺がおこるため慎重に処置を行う必要があります。

 

パノラマエックス線写真では、この下顎管や骨の高さのおおよその位置は把握できますが、骨の中でどのように下顎管が走行しているのか詳細はわかりません。

そのため、術前にCT撮影が必要になります。CT撮影を行わなくてもインプラント治療は可能ですが、より安全に行うために必要であるといえます。

術後写真です。

 

左写真が前からの断層写真です。インプラント(真っ白に写っている部分)と下顎管(オレンジ矢印)には安全な距離が保たれています。右写真は横からの断層写真です。オレンジ線が下顎管です。インプラントと下顎管には距離があるため、問題なく2本のインプラントが埋入できました。

 

CT撮影を病院に依頼することなく当院で撮影できるようになり、より安全にインプラント治療が行えるようになりました。

インプラントは埋入することが全てではなく、歯周病菌に感染しないように術後の管理も重要です。私は歯周病専門医ですので、術後管理もきちんと行っていきます。

関心がある方はまたお問い合わせください。

 

日本歯周病学会 歯周病専門医

日本補綴歯科学会 専門医

渡辺智良

 

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