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208. CTの導入

当院でCT撮影が行えるようになりました。

歯周病治療、根管治療、インプラント治療、親知らずの抜歯には欠かせないエックス線装置になります。

これにより診査・診断力が格段に上がりました。

今回根管治療の症例です。

3枚のレントゲン写真のち、左がパノラマエックス線写真(術前)、真ん中がデンタルエックス線写真(術前)、右がデンタルエックス線写真(術後)です。デンタルエックス線写真では、術前にあったオレンジ部分の黒い影が術後では消えています。

 

根管治療が成功したことを示します。

このデンタルエックス線写真は下写真のように、オレンジ矢印の方向にエックス線が透過した結果、レントゲン写真にその物体の集合体として「像」になって映るわけです。

 

これでも十分診断にはなりますが、さらに高度な診察・診断をするにはCT撮影が必要になります。

デンタルエックス線写真にて「治癒」と判断した症例ですが、CT撮影を行ってさらに診断します。下がCT画像です。

 

この歯は2本の歯根があります。左側が②の歯根の状態を、右側が①の歯根の状態を示します。それぞれ、「上の面」および「横からの面」です。オレンジ矢印部分の「黒い影」は確認できないため、根管治療により骨が再生したと考えられます。

次に、前から見た像になります。

 

①の歯根と②の歯根の状態が同時に見ることができます。②の歯根の先の黒い影は消失しており、この像でも骨の再生が確認できます。

歯科用CT装置は0.1mmでのスライス画像が可能になり、その断層面で診断が可能になりました。「上からの面」、「横からの面」、「前からの面」の断層撮影が可能になったため、詳しく診断ができます。

根管治療でなかなか成果が出ない場合など、複数あるうちのどの根管に問題があるかの診断、また病巣の広がりなど、デンタルエックス線撮影やパノラマエックス線撮影ではできなかった高度な診断が可能です。

CT撮影希望の方、詳しい診断をご希望の方など、またご相談ください。

 

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