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198.歯周外科療法(再生外科療法)

最後臼歯(一番奥の歯)が歯周病に罹患しています。

下の写真は歯周ポケットの深さを示します。5~6mmの部位は歯周ポケットが存在します。2~3mmの部位は問題ありません。

 

歯周ポケットの検査(歯周病検査)を参考にしてください。下図のように場所によって深さが異なる場合の方が多いです。1~3mmは正常値ですので問題ありません。

 

歯周外科療法の中の再生外科療法を選択しました。一番奥歯の奥の面は歯茎の厚みがあり、再生外科療法に適しています。

 

 

①は歯茎を切開して開いた状態。青線の部分に歯周病による骨吸収が確認できます。

②は根の表面の清掃を行った後に、採取した骨(緑矢印)を移植した状態です。

③は骨移植が終了後にGTR膜を置いた状態。

④は縫合した状態です。

 

再生外科療法の模式図です。

 

骨吸収が起きた部位に骨移植やGTR法を行うことで、失われた歯周組織が再生することを狙っています。

 

色々な外科療法も、もちろん外科療法を行わない方法もあります。外科療法を行わない場合でも顕著な骨再生が見られる場合もあります。

またご相談ください。

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