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186.歯周病の検査

市の歯周組織検査で来院される方がいらっしゃいます。

なぜ歯周病検査が必要か。歯を失う最大の原因は「歯周病」です。歯周病は目立った症状がなく進行してしまいます。そのため、今まで虫歯になったことがなく、歯医者には年十年も行ってないという「歯に自信がある人」も知らないうちに歯周病に罹患いている可能性があります。

歯周病も虫歯もプラークが原因です。そのプラークの中は細菌なわけですが、その中に歯周病菌がいなくて虫歯菌しかいなければ「歯周病」にはなりません。逆に、歯周病菌が多く存在し、虫歯菌がいなければ虫歯にはなりません。

虫歯も歯周病も各々それぞれの疾患を引き起こす細菌の種類が違うのです。ですから、今まで虫歯になったことがない人も「歯周病」になる可能性があるのです。

市の歯周病検査では、「歯周ポケットの深さ」を測定します。詳しく検査するにはレントゲン撮影が必要ですが、簡易的に行うには歯周ポケットの検査でもある程度歯周病の進行具合を調べることは可能です。以下シェーマ。


 

1~3mmは青信号、4mmは黄色信号、5mm以上は赤信号になります。歯周病はほとんどが「歯と歯の間」から始まります。そのため、歯周ポケットは歯の中央だけが深くなることは、ほとんどありません。歯の中央だけ歯周ポケットの測定が深い場合、歯が破折している可能性が高いです。

この例でも深い場所もあれば、浅い場所もあります。1本の歯に対して6点で測定するのが正しい測定法で、歯の中央値だけ測定しても意味がありません。

市の歯周病検診も受け付けております。また来院されたら詳しく説明致します。

 


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