今回も歯牙移植についてです。
レントゲン写真です。患者さんの同意を得てHPにアップさせていただいています。
左写真は術前です。オレンジ部分の歯が抜けています。青〇は親知らずです。この親知らずを歯が抜けているオレンジ部分に移植する計画としました。
右写真が術後1年後になります。
お口の中の状態です。
左写真から術前、術直後、術後1年(被せもの)になります。
歯が欠損している部分は、両サイドの歯を削ってブリッジか、取り外しの入れ歯、インプラント、そのまま積極的な治療をせずに経過観察などいろんな選択肢がありますが、余っている親知らずがあれば入れた方が良いでしょう。
移植する歯のサイズさえ合えば歯牙移植は可能です。
治療法は何がベストということはないと思います。歯科医と患者さんが話し合って決めるものだと思います。
歯周病治療、入れ歯、インプラント、歯牙移植など色々な治療法を選択できるのが当院の特徴かと思います。
歯牙移植は私が大学病院から小矢部市に戻って40症例以上になりました。そのうち、2ケースはトラブルが確認されていますが、その他は予後良好で成功率は高いと思います。
気になった方は御相談ください。
日本歯周病学会 歯周病専門医
渡辺歯科医院