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159.歯の移植(親知らず:歯周病症例)

今回も親知らずの移植についてです。

「親知らず」というだけで「抜歯!」と言われる患者さんも多いでですが、抜歯せずに保存しておくと他の部位へ移植することもできます。

口腔内写真と下レントゲンを見てみます。

歯の移植(歯周病ケース)

歯の移植(歯周病ケース)

 

オレンジ○の歯は歯周病が進行し、根の先まで骨が吸収して無くなっています。そのためオレンジ○の歯は抜歯になります。しかしながら、右下の青○(親知らず)は咬み合う歯もなく余っています。

そこで、青○(親知らず)を抜歯してオレンジ○部分へ移植する計画としました。

 

移植した写真です。糸で縫合して固定します。

歯の移植(歯周病ケース)

 

下レントゲンは親知らずを移植した直後です。移植後は、歯の中の神経や血管組織が壊死してしまうので根管治療を行う必要があります。

歯の移植(歯周病ケース)

 

最終的にブリッジが装着されました。(下写真)

歯の移植(歯周病ケース)

レントゲン写真です。移植して約4か月後です。

歯の移植(歯周病ケース)

 

歯の周囲に歯槽骨が確認でき、ブリッジとして機能しています。この患者さんは歯周病が進行しており、今後は歯周病治療を行う必要があります。

 

親知らずの移植はインプラントより有効な手段です。また親知らずの移植は保険適応になります。

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