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132.SRPによるレントゲンの変化 その1

今回はSRPによるレントゲン像の変化についてです。

歯周病治療で最も重要なのは、「歯周基本治療」になります。

ブラッシング(歯間ブラシ、歯ブラシ)、スケーリング(歯茎の上の歯石除去)、PMTC(歯科医院で行う歯面清掃)により歯茎の上の細菌の除去を行った後に、歯茎の中の細菌の除去を行っていく必要があります。それをSRP(スケーリング・ルートプレーニング)といいます。

SRP

 

SRP(スケーリング・ルートプレーニング)はHPの「歯周基本治療編」を参照してください。

SRP後の歯周組織の治り方は、通常は以下のように長い上皮性付着となりますが、歯槽骨が再生する場合もあります。

長い上皮性付着

 

レントゲン写真をご覧ください。


 

術前術後で比較すると青矢印部分の歯槽骨の再生が確認できます。この症例ではGTR法、自家骨移植などの再生外科療法を行っていませんが、SRPのみで歯槽骨再生が確認できました。

よく患者さんに「HPを見てエムドゲインなど骨を再生させる治療をおこなっているのですよね」と聞かれることが多いのですが、そのような外科療法の前に必ず「歯周基本治療」を行ってできるだけ細菌数を減らす必要性があります。

 


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