日本歯周病学会 歯周病専門医

0766-61-2002

富山県小矢部市津沢796-4

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198.歯周外科療法(再生外科療法)

最後臼歯(一番奥の歯)が歯周病に罹患しています。

下の写真は歯周ポケットの深さを示します。5~6mmの部位は歯周ポケットが存在します。2~3mmの部位は問題ありません。

 

歯周ポケットの検査(歯周病検査)を参考にしてください。下図のように場所によって深さが異なる場合の方が多いです。1~3mmは正常値ですので問題ありません。

 

歯周外科療法の中の再生外科療法を選択しました。一番奥歯の奥の面は歯茎の厚みがあり、再生外科療法に適しています。

 

 

①は歯茎を切開して開いた状態。青線の部分に歯周病による骨吸収が確認できます。

②は根の表面の清掃を行った後に、採取した骨(緑矢印)を移植した状態です。

③は骨移植が終了後にGTR膜を置いた状態。

④は縫合した状態です。

 

再生外科療法の模式図です。

 

骨吸収が起きた部位に骨移植やGTR法を行うことで、失われた歯周組織が再生することを狙っています。

 

色々な外科療法も、もちろん外科療法を行わない方法もあります。外科療法を行わない場合でも顕著な骨再生が見られる場合もあります。

またご相談ください。

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197.抜歯した歯!

下写真は抜歯した歯です。

①②③は苦労して抜いた親知らずです。これだけ歯根が湾曲していると抜歯はかなり困難です。歯は歯を支えている骨から抜歯するわけですが、歯の方が硬くて骨の方が軟らかい(各々が違う硬さ)ので抜歯できるのだろうなとつくづく実感します。

④は重度の歯周病で抜歯した歯です。歯肉縁下歯石が根の先まで何層も付いています。これが歯槽骨を溶かしてしまう歯石です。歯茎の中についている歯石は「歯肉縁下歯石」といいます。歯周病菌の内毒素がたっぷり付着しています。

早い段階でこの歯石を取っておけば、この歯の運命も変わったはずです。

歯周病は早期発見、早期治療が大事です。

またご相談ください。

 

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196.痩せた歯茎の再生

今回は痩せた歯茎の再生がテーマです。

歯茎(歯肉)の移植を行いました。

体に侵襲が少ない「非外科療法」や、薬で歯周病を治す?「歯周内科」という言葉も最近よく耳にしますが、「外科療法」でなければ解決しないことも沢山ありますし、それが「悪」とも思いません。外科療法は大変だなぁと思われがちですが、手際よく、短時間で行えば大して侵襲が大きいとも思いません。将来を見据えた確実な治療が一番大事なことと思います。

さて、歯肉の移植(外科療法;保険診療)です。手術時間は30分程度です。左が術前、右が術後6カ月。この後、さらに歯肉は成熟していくことが予想されます。痩せていた歯茎に厚みができて、治ってきているのがわかります。

 

今回はエンベロープ法を用いて行っています。歯肉を袋状に切開して、そこに口蓋より採取た歯肉を移植しています。

以前は切開を縦に入れ歯肉を開いて移植していましたが、手術時間を短縮し、外科的侵襲を少なくするためにエンベロープ法を用いています。

このような治療も可能ですので歯茎が下がってお困りの方、ご相談ください。

私は、大学の学生時代から、大学附属病院(神奈川歯科大学附属病院)の医局員になって退職するまで、多くの先生に様々な方面から専門治療をご教授いただきました。

歯周病治療、補綴(入れ歯、咬み合わせ)、接着、、、、。学生さんの基礎実習で教えたり、授業をしたり、病院実習の指導医をしたり、、、基礎的なことを伝えているうちに自分の勉強にもなりました。

大学附属病院には、歯周病治療、入れ歯、歯の接着、、、各々の科に凄い先生たちがいて、毎日が刺激的でしたし本当にいろんな先生(教授、先輩の先生、同級生、後輩)にお世話になりました。そこで得た力をフルに発揮して富山(小矢部)でやっています。大学病院でやってきたことと異なることをやれば、私に熱心に教えていただいた先生方に失礼になります。

私の歯科医院は、素晴らしい歯科衛生士さんと技工士さんと共に日々の診療を行っています。

これからもフルパワーで診療していきます。

 

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195.歯の移植

歯の移植を行った症例です。

術前写真です。(右写真は解説)

青の線が歯根で、オレンジの線が歯槽骨(歯を支える骨)を示します。この歯は3本の歯根がありますが、分離しているうえに支えている骨も喪失してしまっています。そこで、この歯を抜歯して下の歯を移植することにしました。

 

 

写真は下の歯(ドナーになる歯)です。青の歯が重なっており抜歯適応のため、この歯を抜歯して上の歯のドナーにすることにしました。

 

下の写真は、移植後に根管治療と支台築造(土台)をおこない、数カ月が経過したものです。青の線が歯根の形態で、オレンジの線が歯槽骨(歯を支える骨)です。骨の中に歯根が埋まっている状態が確認できます。

 

この後、前後の歯と固定して補綴治療(被せもの)を行っていきます。不要な歯がある場合、ドナーになる可能性もあります。

歯の移植の相談などありましたらお問い合わせください。

 

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194.日本歯周病学会 学会発表

10月の歯周病学会で武村先生が発表されました。

私も共同演者として参加させていただきました。

その発表内容の一部です。

術前写真です。

青矢印が骨吸収している部分です。

 

フラップ手術後の状態です。

 

骨再生が確認できます。

 

武村先生(左)と私(右)

 

恩師の杉山貴志先生(大船駅北口歯科)の講演(下写真)もありました。大学時代の恩師の先生です。今現在、私が歯周病治療に取り組んでいるのは杉山先生の存在があったからです。恩師の先生の存在は何年経ってもありがたいものです。

 

学会は治療の基準を決める上でとても重要です。

学会が無ければ各々の分野の治療の基準ができないからです。

 

歯周病でお困りの方がいましたらご相談ください。

 

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193.インプラントのための骨造り(GBR法)

今回はインプラント治療のご紹介です。

下写真はインプラント埋入手術を行っています。青矢印が「歯槽骨(骨)」で、その幅の中にインプラントを埋入しなければなりません。ピンク矢印がインプラントです。しかしながら、骨幅が足りなかったため、オレンジ矢印部分のインプラントが露出してしまいました。

 

このような場合、インプラントの周りに骨を造る必要があります。

下の写真はGBR法(インプラント埋入と同時)を行っています。吸収性のコラーゲンメンブレン(吸収性のコラーゲン膜)を露出したインプラントの外側に置き、骨造成を行いました。

GBRはHPを参照してください。

下写真は数カ月後です。

 

オレンジ矢印の部分に骨造成が確認できました。今回はインプラント埋入と同時に行いましたが、インプラント埋入前に前処置として先にGBR法を行う場合もあります。

 

インプラントはメインテナンスがとても重要になります。

プラークコントロールが確立している患者さんに行っています。

またご相談ください。

 

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192.根分岐部(根と根の間)の歯周病?

今回は根分岐部の歯周病?というケースです。

下の奥歯は根が通常2本あります。その2本の根の間(根分岐部)から膿が出ていたケースです。

レントゲン写真です。

※上下のレントゲン写真は同じです。(下は解説写真)

術前写真の黄色点線部分に囲まれた部分が膿(エックス線透過像=骨が吸収している)です。考えられる原因として、①歯周病②感染根管のいずれかが有力です。

以前に神経を取っている歯ですので、②感染根管も疑われます。つまり、根管内(歯の根の中)が細菌感染して、それが根分岐部に波及して膿が出てきている可能性があります。

根分岐部に歯周ポケットが存在する場合、①歯周病、②感染根管、③歯周病と感染根管の混合感染が考えられます。

今回は、先ず根管治療を行い、歯周病治療は行いませんでした。

半年後のレントゲン写真です。黄色矢印部分の膿が改善され、骨が再生しています。つまり、今回は根管由来の細菌が原因で根分岐部(根と根の間)に膿が出ていたと考えられました。

歯茎から膿が出ている場合、歯周病だけが原因ではないこともあります。今回みたいに感染根管が原因で膿が出てきている場合もあるのです。

当院ではマイクロスコープで根管治療を行っています。根管内を8~24倍で見ながら根管治療が可能です。保険診療で行っていますので、今回のような症状でお悩みの方は御相談ください。

今回は上手く治癒しましたが、根管治療は非常に難しい治療です。できるだけ神経を取らないように予防することが大事です。

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191.歯の移植

今回も歯の移植です。

〇の親知らずを矢印の場所へと移植する計画としました。

 

移植直後の写真です。

もともとあったソケット(穴)がないため、ソケット形成(歯が入る穴)を骨に形成しなければならないので少し大変です。

 

根管治療も終了し、ブリッジ装着後のレントゲン写真です。

 

 

残っている歯から1本分飛ばして奥に移植することで、ブリッジとしました。このことで、咀嚼する面積が多くとることができます。

インプラント治療を行う前に、歯の移植を選択に入れるのが良いと思います。

またご相談ください。

 

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※歯科衛生士さん募集します。

ご興味があれば、新卒・既卒問いません。是非ご連絡ください。

190.親知らず→前歯(歯の移植手術)

今回も親知らずの移植手術です。

患者さんはオレンジ〇の歯(右上1)の違和感で来院されました。他院で根管治療を受けたが症状が改善せずに当院を受診されました。

 

マイクロスコープ(顕微鏡)で確認すると、歯根破折していました。破折線は長く、根尖に達していました。前医でMTAセメントで根管充填してありましたが歯根破折には気づかれていなかったようです。

そこで、オレンジ〇の歯を抜歯して青○(左上親知らず)を移植する計画としました。幸い、この親知らずはサイズが小さいため、前歯に利用できそうです。

 

抜歯しました。予想通り、唇側の歯槽骨は歯根破折にて骨吸収しており裂開状に骨欠損があります。

その後、親知らずを移植し縫合糸にて固定しました。

 

固定後、審美的に問題が起きないように仮歯を移植した歯の前に置いてカバーしています。

 

術直後(移植した直後)のレントゲン写真です。

 

その後、根管治療を施し、前装冠を被せました。

 

レントゲン写真も問題ありません。

親知らずの移植は保険診療の適応症です。

今回は、親知らずのサイズが小さく前歯に利用することができました。インプラントも治療法を選択するうえで考えられますが、ご自分の歯を利用できれば一番良いに決まっています。

またご相談ください。もしかすると、お役に立てる治療法があるかもしれません!

 

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189.インプラント治療

今回はインプラント治療です。

歯がなくなってしまった場所に行う治療として、①歯の移植②入れ歯③ブリッジ④インプラントとありますが、私は第一選択としてインプラント治療は考えていません。それは、インプラントは欠点が多いからです。

まず、1.歯周病菌に感染する可能性があること、2.どの歯科医院でも修理が可能ではないことなどがあります。

今回の患者さんは、70代の方で、上が総入れ歯、下が部分入れ歯でした。どうしてもインプラントをやりたいというモチベーションで、1年以上かかって少しずつ入れ歯を修理しながら行いました。

術前のレントゲンです。

 

術後のレントゲンです。このケースでは、上顎前部分以外は骨幅も高さもありGBRなど特殊な方法は用いずに行いました。上顎前歯部は3mmの幅のインプラント、その他は4mmの幅のインプラントを使用して径4本埋入しました。

 

インプラント治療の希望があっても、歯周病が治癒していない方、プラークコントロールが不良な場合、骨幅や高さがない場合は困難です。当院では患者さんの理解がしっかりと得られてから行っています。

またご相談ください。

 

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ご予約: Tel: 0766-61-2002
診療時間: 午前 8時30分~12時
午後 13時30分~18時
休診: 日曜日・祝日

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