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小児・予防歯科
乳歯には永久歯が正しい位置に生えるようにするための役割があります。虫歯で早期に抜けてしまって、永久歯が生えてくるスペースがなくなってしまったり、大きな虫歯を放置しておいた場合にその下から生えてくる永久歯に問題が起きる場合があります。当院では、虫歯になってしまってからの治療はもちろんですが、虫歯にならないためにフッ素効果による予防に力を入れていきます。
シーラント
乳歯や永久歯の奥歯は、咬合面(噛む面)の溝が深く歯ブラシの毛先が溝の奥深くに届きません。乳歯や生えたての永久歯は、石灰化が未熟なため虫歯になりやすいのでフッ素を除放効果があるシーラント(多くの量のフッ素を含みます)を填塞(削らないで材料を埋めること)して虫歯予防効果を高めます。
フッ素洗口法
フッ素水溶液を口に含んでうがいする方法です。
・毎日法
フッ素濃度250ppmで使用。ミラノール1.0gを水200mlに溶解。
5〜10mlをお口全体に含みブクブクうがいを行い、30秒から
1分後に吐き出します。その後30分間は飲食しないようにします。
・週一回法
フッ素濃度900ppmで使用
フッ化物配合歯磨剤(フッ素が入っている歯磨き剤のこと)
フッ素水溶液を口に含んでうがいする方法です。
フッ素洗口でブクブクうがいが出来ない低年齢児に使用します。市販でいろいろなフッ素入り歯磨き剤がありますが、ホームジェルは甘く、お子さんに使いやすいものです。
フッ化物歯面塗布
歯科医院にて高濃度のフッ素を塗布する方法です。
フッ素濃度は9000ppmです。歯のクリーニングを行った後に歯面に塗布します。年に数回歯科医院にて塗布します。フッ化カルシウムを形成するといわれています。
それぞれのフッ化物を併用してより効果を増大させましょう!
使用法はご相談ください。