20代女性で歯肉の出血を主訴に来院されました。
下の写真になります。
写真をみてわかるように歯肉が赤くなって腫れているのがわかります。その原因はというと、歯に付いているデンタルプラークです。歯の表面に光沢がなくザラザラしている感じが見えます。そのザラザラしているものこそが細菌の塊で、それこそが歯周病の原因になります。
正しいブラッシングおよびフロッシングを行って2週間後、下の写真になりました。
まだ炎症は若干観られますが、術前写真と比較するとかなり改善しています。
「正しい歯磨き」は歯科医院によって説明の仕方が違います。しっかりとした根拠に基づいたブラッシング指導を行う必要があります。
患者さん一人一人、細菌の種類、歯肉の性質も異なります。その人に合ったブラッシング指導を行う必要があります。
また気になる方は当院にご相談ください。
日本歯周病学会 歯周病専門医
渡辺歯科医院