今回も前回と同様、Harris先生(1992年)による歯肉結合組織移植術です。
前回と同じようにミラーのClass1の症例に対して歯肉結合組織を移植して両側歯間乳頭にてカバーしました。
下写真です。オレンジ○部分に歯肉退縮(歯茎の痩せ)が認められます。
口蓋から歯肉結合組織を採取し、移植した後、歯の両側の歯間乳頭の歯肉にてカバーしました。以下、術中の写真です。
2年予後まで経過を追うことができました。
前回と同様に経過良好です。
3回目の歯周病検査以降に保険適応で行うことができます。
歯肉の痩せが気になる方はご相談ください。
日本歯周病学会 歯周病専門医
渡辺歯科医院