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111.親知らずの移植

今回は親知らずの移植手術です。

まず、緑の×の歯は重度の歯周病で根の先まで骨吸収があり抜歯となりました。

オレンジの×の歯は、根が2本ありますがそのうちの1本が歯根破折(根が折れている)しています。そのため保存することができず抜歯予定となりました。

そこで、青○の親知らずオレンジの×の歯の部分へ移植する計画としました。親知らずの移植は現在、保存不可能な歯を抜歯してから3か月以内であれば保険診療で行うことができます。

この青○の親知らずは、噛み合わせている歯(上の歯)が無いため、このままこの位置にいるよりは、反対側の噛み合わせに参加してもらった方が活躍することができます。

 

次は術中の写真です。

親知らずを抜歯し、反対側へ移植しました。

 

そして術後の写真です。

その後、根管治療(歯の根の中の治療)を行い、土台を入れて、冠を被せました。

歯の移植手術は歯周病治療を行って行く上でとても有効的な方法です。成功すればインプラント治療より圧倒的に予知性が高い方法と考えています。

富山県には歯科大学附属病院がありませんが、私は専門医を取得している以上、歯周病専門治療、補綴治療(咬みあわせや入れ歯)は大学病院で行ってきた診療スタイルと同じように行っています。

歯周病に関する専門的な治療を希望の方はご相談ください。

 

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