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109.歯周病治療で起こった変化:その2

前回と同じように前歯に隙間がある症例です。

歯周病が進行し、左の術前写真では歯肉に赤みが確認されます。また、正面写真では左右の前歯に段差が生じています。これは、歯周病が進行し、歯が病的移動しているものと考えられます。

それでは、変化を見てみます。

正面写真をご覧になってください。左右の歯のラインが真っ直ぐに治っています。

また、咬合面写真(上からの写真)では、オレンジの矢印部分の炎症が改善し、青色矢印部分の歯と歯の隙間がなくなっています。

これは、歯周病治療の成果で病的に移動していた歯が元の位置に戻ったと考えられます。

歯周病治療は生体の変化を感じることができるため、私たちも本当にやりがいを感じることが出来ます。しかし、歯周病治療の難しい点は、患者さんの協力が必要であることです。

それは自宅で行うブラッシングです。歯間ブラシ、フロスを必ず使用していただく必要があります。隣接面といって歯と歯の間のプラークコントロールは絶対必須になります。歯ブラシだけでは絶対に改善しません。それは、歯周病の炎症の出所は歯と歯の間だからです。患者さんのプラークコントロールが難しい場合は、何度も何度も当院で練習します。


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